木戸 寛孝NPO法人世界連邦21世紀フォーラム理事長木戸 寛孝

代表、木戸寛孝からのメッセージ

これまで、人間の最大の脅威は“人間による暴力”(=戦争)でした。けれども、21世紀の脅威はそれに加え、より便利で豊かになりたいという“一人ひとりの無制限な欲望”が「生命の存在基盤」といえる領域(マクロでは地球環境および生態系、ミクロでは素粒子およびDNAなど)に介入し、そのことによって生じる逆効果に対して、どのように限度とバランスをもって向き合っていけばよいのかを、私たち人類はまだ社会的規範として持ち得ていません。このままでは際限なく社会に渦巻く欲望が経済や政治を突き動かし、人類は全体破壊へと突き進みかねません。

世界連邦21世紀フォーラムでは、普遍的な人類愛と「全体の破壊をさけるという目標は他のいかなる目標にも優位しなければならない」という世界連邦の提唱者であるアインシュタイン博士の平和原則に基づきながら、新たに切り拓かれようとする科学的(物理的、生物的、意識的)な知見にフォーカスしながら、この地球という星とそこに暮らす私たち人類が持続可能に、かつ健康で幸せに暮らしていくために必要とされる規範(法)と制度を探究し、そのことを通じて世界法治共同体としての世界連邦の実現を目指していきます。

その様な平和な社会を構築し未来を切り拓いていくのは人間自身であるならば、一番に求められているのは私たちの内なる意識に「人間性(ヒューマニズム、愛)を醸成していく」ことに他ならず、学術的な知見や様々なアクションもその意識を土台にしていくことにより平和への道が築かれます。この心のあり方の問題は、誰か特別な人に向けられたものではなく、私たち一人ひとりに与えられた課題であり、その意味において世界連邦運動は全ての人々に開かれた運動だと思いますので、できるだけ多くの皆さんと一緒に手を取り合いって取り組んでいけたら、大変に有り難く思います。


NPO法人 世界連邦21世紀フォーラム
理事長 木戸寛孝