福島での事故をきっかけに、原発をどうしていくかが日本の焦点になっています。この問題を、世界的また歴史的な視点からとらえたいと思います。アメリカによる広島・長崎への原爆投下によって核時代は始まりました。そして一方では核軍拡競争が、他方では原子力開発が世界に広がりました。
日本は、核兵器の廃絶は求めるが、原子力の「平和利用」は推進してきました。ノーモア・ヒバクシャを訴えてきたはずの日本で、放射能による新たな被害者が生まれています。
核兵器と原子力は、技術的にも政治的にも表裏一体です。インド・パキスタンが対峙する南アジアでも、イスラエル・イランを含む中東でも、それは明らかです。
核時代を終わらせ、新しい非核時代をどう創り出すのか。今年1月に横浜に1万人以上を集めた「脱原発世界会議」や、4月30日からウィーンで開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会など最新の動向を踏まえお話しします。
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