日本を代表する聖地、伊勢と出雲。今年秋、天津神の盟主、天照大御神をお祭する伊勢の神宮は、20年に一度の式年遷宮を迎えます。一方、国津神の盟主、大国主大神をお祭りする出雲大社は、来る5月10日に60年ぶりとなる「平成の大遷宮」を迎えようとしています。いにしえから祖先達が繰り返し、繰り返し御奉仕してきた遷宮の諸祭儀と行事。そこには、如何なる人々の心が込められているのでしょうか。
御遷宮とは、単なる社殿の造替や修造の意味にとどまりません。神様の身の回りが清らかにつくりあらためられることで、その神威が増し、国も地方も人々も一層活力が増すと信じてきました。そこには、日本人が考えてきた永遠とは何か?生きるとは何か?いのちの連続性とは?といった高い精神性が秘められているように思われます。
まもなくよみがえりの時を迎える神宮と大社を中心に、御遷宮とは何かを皆様と一緒に考えてみたいと思います。
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