「自分という存在」はオリジナルであることを望むにも関わらず、「自分の生き方」を考える時には他人の成功哲学や世の中の常識を当てはめようとしていないでしょうか。なぜ唯一無二であるはずの自分の人生を、すでに決められた鋳型にはめようとしてしまうのでしょう。
社会の変化が加速することで、”常に変化する社会”と”変化できない自分”との矛盾が顕著になり、過去の成功パターンを追う生き方は限界を迎えているように思います。この矛盾を乗り越えるには、みずからが自分の人生の主体者となり、「自分で自分の人生を創る」ことが求められます。
今の社会の前提が通用しない未来を生きるために、今後何を拠り所として人生の意思決定をしていけば良いのでしょうか。自身の体験と次世代の主体者である多くの若者達と向き合ってきた経験をシェアしながら、「21世紀のキャリア論」を皆様とともに考えていきたいと思います。
■池田秀一(人財育成コンサルタント)
千葉大学工学部電子機械工学科を卒業後、外資系不動産コンサルティング会社に入社。経営企画部、人事部、営業企画部を歴任し、主に人の採用、育成、評価業務を経験。その後、組織で働くことに違和感を感じて退職するも、一年ほど無職無収入状態が続き身も心もボロボロになる。縁あって大学の非常勤講師の仕事を得て、大学生の就職支援に携わることをきっかけに、人財育成分野で活動を始める。現在は企業内教育、学生教育に関わる中で、「人と組織のあるべき状態と関係性」を探求している。 2014年3月に、自身のカウンセリングで得た経験と知見をまとめた「脱思考停止就活論」をSlideShareで公開し、サイト内でTop5%のView数を獲得する反響を得る。2014年11月には、現代における個人と組織の在り方を提言した、「脱支配型キャリア論」を同サイトに公開している。
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