少子化・核家族化が進む現代において、一人ひとりの子どもにかけられる教育リソースは増えており、学習環境・選択肢は豊かなものとなっています。
その一方で、経済的にも、また自己実現という観点からも、夫婦共働きが増えてきており、親が子どもと共に過ごせる「時間」が減りつつあります。こうした状況下において、子どもが育まれる環境として、家庭と学校だけで行っていくことには限界があるのではないでしょうか。
いま子どもたちにとって本当に必要なことは従来の価値観でいう「最高の教育」とされるものなのでしょうか。
そもそも「家庭を築く」ということにおいて求められる意味や価値観が、高度成長期の時代と今とでは大きく変わってきています。 そのため、これまでに描いてきた理想、世間や伝統的価値観による思い込み、そして目の前にある現実と向き合いながら、新たな「家族のカタチ」をつくりあげていくことにチャレンジしていかなければなりません。
とはいえ、親の責任、父母の役割分担、教育内容、ワークライフバランスなど家族のカタチといっても実は謎だらけです。。
そこで、自分自身の家族の中で起きた実際の出来事をシェアしながら、これからの「家庭のカタチ」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。また、その具体的なアプローチとして「ピースガーデン」というプロジェクトについてもご紹介できればと思います。
■野田武志(ピースガーデン主宰)
有限会社オール・アズ・ワン代表。セールス・マーケティングの専門家として企業コンサルティングに取り組む中で、単なる利益拡大と社員の幸福に相関関係がないことに疑問を感じ、2009年よりこれからの時代に求められる新たな「組織と個人の在り方」を実現する事業を開始。以来、様々な「人づくり」のプロジェクトに携わる。2012年7月より「思考力」をテーマとした「こども哲学プログラム」を開発、のべ数百人にのぼる子どもや親たちと関わりをもつ。2016年からは子供と大人の一体的な体験のある学びから新しい家族のカタチを目指すコミュニティ・プラットフォーム「ピースガーデン」を開始。8歳と5歳の子をもつひとりの父親でもある。
*** ご注意 ***
本フォーラムの講座は『予約制』となっております。ご予約無くご来場頂いた場合、講座へのご参加をご遠慮頂くことがございますので、予めご了承下さい。
各講座は定員になり次第、予約受付を締め切りとさせて頂きます。
本フォーラムは『会員制』となっております。原則的にお申込み順での予約受付とさせて頂いておりますが、一般の方のお申込みの場合、会員の方のお申込みを優先させて頂きますので、予めご了承下さい。